冷え
2021-10-12
秋になって明け方の気温が下がるためでしょう。
冷えている人が増えています。
冷えも人により神経的に固まる人と、
全身がゴム毬の様に固まる人といます。
神経的な人は、一見すると柔らかいが辛い事に変わりありません。
特に現代は“頭”に疲労が集中する人が増えて来たと思います。
時には全身に広がる頭脳疲労の経絡に、殆ど反応を見せずに、
本当に頭だけを疲労させて来る人も居られます。
普通じゃない状況に「一周まわって、むしろなんて器用なんだろう」と思ったりします。
しかしそれでも交感神経の緊張は血管を収縮させる影響から、結局は冷えやすい。
考えてみれば暖かくホッコリすれば、気持ちも緩むのが道理ですから不思議でもありません。
ゴム毬体質(?)の人は、全身が強ばり過ぎて冗談抜きで四肢まで動かし辛いのです。
「体操教室で皆んなに不思議がられる」と言って笑いながら怒っておられたが、
実際に動けないのです。
私からすると神経的な緊張と筋肉の緊張が同調しているのですから、
前者に比べると、むしろ素直な人な気がするくらいです。
当然ですが固まる=冷えている。
冷えというのは表面的な物だけでなく、かなり身体の深い部分に影響する事もある、
結構怖い現象です。
こんな時期は、基本“脚湯”をするのがお勧めです。
皆んなでホッコリ秋を過ごしましょう(o^^o)