可能性の続き
2016-12-31
もう1例は足関節の複雑骨折の患者様。
半年間のリハビリの末、酷い硬直状態の左脚である。
細かくいうと膝や手首まで骨折しているので、その影響は全身に及ぶ。
手首はその場で、かなりの可動範囲が回復した。
全身の関係性を知らなければ分からない技術である。
(部分的な知識しか持たないPTの)リハビリしか受けていない事が、一目で分かった。
膝や足首にしても同様である。
カチカチの筋肉に、どれだけリハビリしても回復は望めない。
腓腹筋は硬く痩せてしまっていたが、わずか2〜3分で弾力を取り戻すまでになる。
つまり筋肉にはアプローチの仕方がハッキリとあるのだが…
如何にリハビリが間違っていたか?を証明する様な状態である。
今後の回復に期待する。