治療の範囲
2016-02-15
野口晴哉先生の、何が凄かったのか?
其れを、お世話になったM先生が言っていた「何かを付け足すのでは無く、ニュートラルに戻すからだ」
私は治療で迷った時、つくづく思い出しては反省し、全くその通りだと再認識します。
つまり整体にはニュートラルに戻す「治療」と、今後の身体を「誘導」する、2つの側面がある。
「左締め、右上げ」を称える先生もいるが、整体の思想、技術の成り立ち、人として目指す方向性を考えても、絶対に有り得ない。
治療でも誘導でもないからだ。
“人のふり見て我がふり直せ”で、ついつい迷うと反面教師として使ってしまうが…(⌒-⌒; )
或る意味で、勉強して良かった。
そして整体師全体に言える事。
其れは「誘導」です。
本来の日本人としての身体の動きが、ほとんど絶滅してしまった現代人の「これから」を誘導しなければならないのです。
「誰も其処まで求めてない」と言われるかもしれないが、
其処までしてあげないと患者様が「自律」出来ないだけなのです( ̄^ ̄)ゞ